ゲートキーパー制度の活用について

 私は、大阪府高槻市で建設業許可及び産業廃棄物処理業☆産業廃棄物収集運搬業の許可申請の代行を20年間営んでまいりました行政書士浜田温平事務所所長の浜田温平です。 私は、高槻市を拠点として茨木市、島本町、枚方市、寝屋川市、池田市、守口市、箕面市、大阪市、摂津市、吹田市、豊中市など北摂を中心に活動している行政書士です。
 現在の社会では核家族化や近所関係の希薄さなどもあって、孤独に悩む人々が多く存在します。 本当の孤独というものを私も体験したことはないのですが、話し相手もいない状況は本当に行き詰まるのではないかと思います。 また、そういう人々が自暴自棄になって、他人を巻き込んだ自殺を図る場合もあり非常に深刻です。 「ゲートキーパー」とはなにかというと、自殺を図ろうとする人のSOSに気づいて声をかけ、話を聞くほか、医療機関や相談窓口につなぐ役割があります。 「命の門番」という言い方もあります。 海外ではゲートキーパーの普及には積極的であるが日本ではまだまだ認知度は低い。「「命の門番」担い手足りず」(日本経済新聞社 令和4年6月17日(金))”職場や地域で自殺の兆候のある人をいち早く察知して支援へとつなげる「ゲートキーパー」の浸透が進まない。 抑止策の柱として普及に取り組む国が多いなか、日本での認知度は1割止まりで担い手も不足している。 17日で発生から半年となる大阪・北新地のビル放火殺人事件の容疑者は社会から孤立した結果、他の人を巻き込む「拡大自殺」を図ったとされる。 孤独に悩む人に手を差し伸べる見守り役の育成が急務だ。”この手の問題は、以前は過干渉ともいえるぐらいの地域の人々が声をかけていた時代と異なり、全てが人を介さずとも達成するようになってきている社会で孤独感に襲われる人がかなりの人数で存在することが容易に想像できます。 海外の社会は個人主義ともいわれ日本などよりも他人との関りが薄いように感じますが、それであるからこそ合理的にこのような制度などを活用して
解決しようとしているのかもしれません。