木造階段のリスクについて

 私は、大阪府高槻市で建設業許可及び産業廃棄物処理業☆産業廃棄物収集運搬業の許可申請の代行を20年間営んでまいりました行政書士浜田温平事務所所長の浜田温平です。 私は、高槻市を拠点として茨木市、島本町、枚方市、寝屋川市、池田市、守口市、箕面市、大阪市、摂津市、吹田市、豊中市など北摂を中心に活動している行政書士です。
 東京都八王子市で2021年4月、アパートの屋外階段が崩落し住民が転落死した事故が発生した。(日本経済新聞 令和4年5月16日(水) 記事引用) 屋外階段が崩落すること自体、大変恐ろしいのですが、この事故は、階段部分のほとんど鉄製であったが、踊り場部分が木造となっており、その部分に腐食が見つかったとのことです。 施工業者の防腐処理が不十分であったことと、建築確認の抜け穴も見つかったということです。 「検査体制 実行性課題に 木造階段の構造明記を義務付け」(日本経済新聞 令和4年5月16日(水))”建築確認検査で屋外木造階段の構造などの明記が新たに義務付けられたが、事故の再発防止には検査体制の実効性も課題になりそうだ。” 記事によると確認検査の件数が多く、民間に委託する件数もかなり多いとあります。 その中で十分に検査もせず証明書を発行する事例もあり、その実効性に課題があると記しています。しかし、この階段踊り場の崩落はかなりの恐ろしいことだと思いますし、検査体制にも問題があるのであれば、われわれも、危険そうな建築物には可能であれば使用しない方がよいようです。