(仮称)島本町土砂埋立て等の規制に関する条例(素案)に関するパブリックコメント 実施結果(島本町)

 私は、大阪府高槻市で建設業許可及び産業廃棄物処理業☆産業廃棄物収集運搬業の許可申請の代行を15年間営んでまいりました行政書士浜田温平事務所所長の浜田温平です。私は、高槻市を拠点として茨木市、島本町、枚方市、寝屋川市、池田市、守口市、箕面市、大阪市、摂津市、吹田市、豊中市など北摂を中心に活動している行政書士です。
 「(仮称)島本町土砂埋立て等の規制に関する条例」とは、平成26年2月、豊能町の残土処分場で崩落事故が発生し、地域住民に多大な影響を及ぼしました。全国的にも、建設工事等に伴い発生する土砂の一部が山間部に運ばれ、埋立てなどにより処分されており、中には無秩序に積上げられている実態があります。このような中、大阪府は、3,000平方メートル以上の土砂埋立てなどの行為を規制する条例を制定し、平成27年7月1日から施行しました。また、近隣の高槻市、茨木市も独自に土砂埋立てなどを規制する条例を制定しています。本町においても、森林や農地が多く、規模の小さい残土処分行為が想定されることから、大阪府の規制対象外となる3,000平方メートル未満の行為を規制する条例を制定するものです。
島本町HP:http://www.shimamotocho.jp/gyousei/kakuka/tosisouzoubu/kankyouka/kankyouhozen/1517189923961.html
パブリックコメントは、行政手続法に基づき、国の行政機関が命令や規制等を定める場合には、その案および関連資料を事前に公表し、一定の期間を設けて広く一般の意見を求めることが義務づけられています。多様な意見・情報・専門知識を集め、公正な意思決定に役立てることが目的で、地方公共団体でも条例を制定して同様の手続きを導入しています。今回もその趣旨でパブリックコメントを公募し、HPによる結果がまとめられています。日ごろなじみのない人でも、何か参考になると思います。