Dr.カッパーの憂鬱~胴が映す中国景気の浮沈~

 私は、大阪府高槻市で建設業許可及び産業廃棄物処理業☆産業廃棄物収集運搬業の許可申請の代行を17年間営んでまいりました行政書士浜田温平事務所所長の浜田温平です。私は、高槻市を拠点として茨木市、島本町、枚方市、寝屋川市、池田市、守口市、箕面市、大阪市、摂津市、吹田市、豊中市など北摂を中心に活動している行政書士です。
 「ドクター・カッパー(Copper=銅)にはこんな異名があるのをご存じだろうか。最大の消費国である中国の景気を「診断」するように先行して動くためだ。その中国では経済統計が改善し始めているのに、三代銅市況は上値の重さが目立つ。どんなメッセージを伝えようとしているのだろうか。「1~3月期の経済運営の安定は我々の予想を超えた」。3月28日、中国最南端の海南省博鰲で、李克強(リー・クォーチャン)首相は多国籍企業の経営者らに協調した。2018年後半から急減速した中国景気だが、足元では回復感が強まっている。中国国家統計局が3月31日に発表した3月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.5と前月比1.3ポイント上昇。拡大・縮小の節目である50を5か月ぶりに上回った。実はこうした動きを銅は3か月ほど先取りしていた。国際指標であるロンドン市場の先物は1月初めに反発に転じ、2月末までに1割強上昇していたのだ。(日本経済新聞 H31.4.7(日))
 電線やその他すべての産業に幅広く活用されている銅はそれだけ工業指数をみるうえで先行するようです。